山形県新庄市では、ことし7月、記録的な大雨で救助を求める通報を受け、パトカーで現場に向かっていた当時 巡査部長の佐藤颯哉さん(29)と巡査長の玉谷凌太さん(26)の2人が、氾濫した川の濁流にパトカーごと流されて死亡しました。
警察庁の露木長官は4日、視察先の福島第一原子力発電所の構内で取材に応じた際、亡くなった2人の最後の無線での交信の内容を明らかにしました。
2人が流されるパトカーの中から「まだまだ車が流入してきている」などと状況を伝え「住民の安全確保のため、交通規制をしてほしい」と求める内容だったということです。
露木長官は「彼らは最後まで警察官だった。災害現場での救助や救出という危険な業務に従事する警察官の安全確保のための装備や資機材の整備が、極めて重要だと痛感した」などと述べ、災害時に向けた体制整備を進めていく考えを示しました。
山形 災害対応で亡くなった警察官 最後の交信“住民の安全を”
時間: 04/09/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1548
推奨
- 不適切な債務整理の被害相次ぐ 支援団体の電話相談会
- 福島第一原発 デブリ取り出し中断 再開は10月以降の見通し
- 沖縄 読谷村「10・10空襲」から80年 慰霊碑の前で犠牲者追悼
- 東京 小平 スーパー駐車場で車が暴走 1人死亡 70代運転手逮捕
- 「漫画村」元運営者に17億円余賠償命令 “出版権を侵害”
- 鹿児島県警本部長 “不祥事の隠蔽”改めて否定 元部長は保釈
- リニア中央新幹線 新駅周辺のまちづくり考える検討委 甲府
- 沖縄 尖閣沖 中国海警局の船 2隻が領海侵入 海保が警告と監視
- 茨城 鹿嶋 海水浴場で流され行方不明の男性 遺体で見つかる
- 学術会議 任命されなかった大学教授ら 文書開示など求め提訴