東京 国分寺 緊縛強盗事件 スマホで通話「指示役」から連絡か

9月30日午前4時ごろ、東京 国分寺市の住宅に複数の男らが押し入り、1人暮らしの60代の女性を粘着テープで縛ってハンマーで殴るなどの暴行を加えたうえ逃走し、警視庁は、強盗傷害事件として捜査しています。

これまでの調べによりますと、室内は激しく荒らされていて、自宅に保管していた現金数百万円が奪われたとみられています。

その後の調べで、押し入った男らの少なくとも1人は、スマートフォンで何者かと通話していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

警視庁は「指示役」から連絡を受けていた疑いがあるとみています。

9月28日には東京 練馬区で、10月1日は埼玉県所沢市で、闇バイトで集まったとみられる容疑者らが住宅に押し入る強盗傷害事件が起きていて、このうち所沢市の事件で逮捕された容疑者の一部が、国分寺市の事件への関与をほのめかす供述をしているということです。

警視庁は「実行役」のメンバーを入れ替えながら強盗事件を繰り返している疑いがあるとみて関連を調べています。